子どもの矯正
PEDIATRIC ORTHODONTICS

お子様の対応に慣れた
ドクターが在籍
当院にはお子様の対応に慣れたドクターが在籍しており、お子様のお口の機能を育て、健やかな成長をサポートしています。
乳歯が生え揃う保育園・幼稚園から小学校卒業前までの時期にお子様にあった矯正方法をご案内していますので、歯並びが気になったらお気軽にご相談ください。
取り外し可能で見た目が気にならない装置を中心に取り扱っておりますので、矯正治療中の見た目を気にせずお過ごしいただけます。
自立支援医療指定医療機関・
顎機能診断施設に認定
当院は自立支援医療指定医療機関・額機能診断施設に認定されているため、症例によっては保険内で矯正歯科治療を行うことが出来ます。
保険適応化どうかは患者様には判断が難しいことが多いため、お気軽にご相談ください。
※初診相談料:3,300円(税込み)がかかります。現在通院中の患者様は無料となります。
自立支援医療機関・
額口腔機能診断
施設とは?
自立支援医療機関・額口腔機能診断施設とは、国が定めた特定の症例に対し、矯正歯科治療や顎変形症の治療を行う場合に健康保険を適応した治療が行えると厚生労働省より認定された医療機関のこと指します。
保険適用が可能な疾患について
保険が適応可能な疾患として、大きく2種類に分類されています。
- 先天異常(61疾患)
- 顎変形症(顎離断症例)
[厚生労働大臣が定める疾患](令和6年(2024)4月現在) https://www.jos.gr.jp/facility

お気軽にご相談ください
当院にはお子様の対応に慣れたスタッフがおりますので、お子様の歯並びが気になる方はお気軽にご相談下さい。
早期に治療を始めたほうがお子様への負担も減らすことが出来ます。
【受付時間】9:30〜13:30 / 14:30〜18:30
(最終受付は診療時間終了の30分前となります。)
【休診日】金曜 / 日曜 / 祝日
小児矯正の治療時期
について
小児矯正は乳歯が生え変わって永久歯になる途中段階の成長期に顎の骨の形を整える混合歯列期に「第一期治療」といい、永久歯が生え揃ってから歯を移動させて歯並びを整える「第二期治療」に分かれています。
第一期治療について
第一期治療は、6歳から12歳までのお子様を対象としています。主に乳歯から永久歯への生え変わりが進行する時期に行われるのが一般的です。このような混合歯列期と言われる時期は、お子様の顎が著しく成長する傾向にあります。つまり顎のバランスを整え、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保するのに適しているのです。第一期治療では、歯列拡大装置による上下顎の拡大、指しゃぶりや舌癖などの悪習癖の改善などをサポートします。将来の歯並びや顎の成長を正しい方向へ導くことを目的としています。
第二期治療について
第二期治療は、永久歯が生え揃った段階、おおよそ12歳以降に行う本格的な矯正治療です。第一期治療で解決できなかった問題や、先天性疾患により歯列や顎に問題がある場合などが対象となります。
第二期治療では、主にワイヤーやブラケットを用いた装置で歯の移動や顎の成長誘導を行います。使用する装置や治療の過程は成人矯正と同様ですが、成人になってから矯正治療を行うよりも治療期間が短くなる可能性が高いのがメリットです。また、小児期に発覚した歯の問題を早期に解決することで、成人してから歯を失うリスクを減らすことができます。
乳歯の時から矯正を
始めるメリットとは
- 01
むし歯・歯周病予防
歯並びが整っていると、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。また、噛み合わせが改善されることで、歯にかかる負担が減り、長期的な歯の健康を維持するために重要です。
- 02
悪習慣の早期改善
指しゃぶりや舌の癖などの悪習慣は、歯や噛み合わせに影響を与える可能性があるため、早めに改善が必要です。これらの習慣を改善し、口周りの筋肉を正しく鍛えることは、健康な食事や全身の健康につながります。
- 03
口腔内健康管理に役立つ
小さい頃から定期的に歯科医院を受診することで、口の健康を定期的にチェックし、必要な治療を早めに受けることができます。専門家のアドバイスを受けながら、効果的な歯磨きの習慣を身につけ、口の健康を長期間保つことができます。
- 04
顎の成長をサポート
小児矯正は、顎の成長をコントロールしやすくして、健康な顔の発達を助けます。これによって将来の歯並びの問題を予防し、子供の健康な成長をサポートします。
- 05
永久歯の抜歯を回避
顎の拡張により、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保します。口全体の成長期を最大限に活用し、抜歯のリスクを減らします。
- 06
見た目の改善
学童期は自己認識が高まる時期。歯並びの悪さは見た目の不安を引き起こす可能性あり。特に前歯は目立ちやすく、矯正治療を受けることで自分の笑顔に自信を持てるようになります。
当院で扱う
矯正装置について
プレオルソ

歯を直接動かすのではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで間接的に歯並びを改善していくマウスピース型の矯正装置です。4~10歳ごろのお子さまの治療で高い効果を発揮します。
- 治療期間
- 1〜3年
- 費用
- 55,000円(税込)
Merit メリット
- 昼間は取り外して普段通り過ごすことができる
- 痛みが少ない
- 装着時間が短い
- 来院の頻度が少ない
Demerit デメリット
- 保険適用外の自費診療となります
- 決められた装着時間を守らなければならない
- 寝にくさや息苦しさを感じる場合がある
小児矯正 第一期治療
(混合歯列期)

第一期治療(9〜12歳くらいまで)では、身体自体が成長している時なので、上下のあごのバランスを整えやすいのが特徴です。
歯の表面に取り付けたブラケットと呼ばれるプラスチックの装置にワイヤーを通したものや、拡大床、ヘッドギア、急速拡大装置など、症状に合わせた矯正治療を行います。
また一期だけでは、改善されない場合は、二期治療に移行する場合もあります。
- 治療期間
- 1〜3年
- 費用
- 330,000円(税込)
Merit メリット
- 幅広い症例に対応している。
- 顎の成長に合わせて治療が行える
Demerit デメリット
- 保険適用外の自費診療となります
- ワイヤーが目立ちやすい傾向にある。
料金について
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初診・相談料 ¥3,300(税込)
現在通院中の患者様は無料となります。
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矯正精密検査
(セファログラム分析・CT撮影・診断料) セファログラム分析あり:¥55,000(税込)
セファログラム分析なし:¥44,000(税込)矯正治療プランを立案するため、検査と分析を行います。
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調整料金 1ヵ月:
¥3,300~5,500円(税込)
治療の流れ
Flow01初診・カウンセリング

当院では、初診時のカウンセリングを大切にしております。まず、お子様の口腔内の状況を簡単に把握し、小児矯正治療の概要について、わかりやすくご説明いたします。治療の進め方や使用する矯正装置、費用の目安や治療期間の予想などをお伝えし、ご家族の疑問やご不安にも丁寧にお答えしますのでご安心ください。
Flow02口腔内の検査
矯正治療を成功に導くためには、患者様一人ひとりの口腔内の状態や顎の成長パターンを詳細に把握することが不可欠です。当院では、精密検査として、デジタルX線撮影、口腔内写真撮影、歯列模型の作成など、総合的な診査を行います。
これらの検査結果をもとに、患者様に適切な治療計画を作成いたします。
Flow03診断

精密検査の結果をもとに作成した治療計画は、お子様やご家族にご提案します。
小児矯正治療は、お子様の成長に大きな影響を与える重要な治療です。そのため、治療の必要性や方法について、十分に理解していただくことを心がけています。最終的な治療計画は、ご家族のご意向を尊重しながら、一緒に決定してまいります。
Flow04治療開始

小児矯正治療では、お子様の成長段階や口腔内の状況に合わせて、さまざまな種類の矯正装置を使い分けます。
治療開始後は、定期的な通院をお願いし、1か月~2か月ごとに矯正装置の調整を行うのが基本的な流れです。お子様の歯の移動や顎の成長の状況を確認しながら、お口の中の衛生管理にも気を配り、治療計画に沿って着実に治療を進めてまいります。
Flow05保定装置の装着
小児矯正治療によって歯並びが整った後は、その状態を維持するために保定装置を装着します。保定装置は、歯が元の位置に戻ろうとする力に抵抗し、新しい歯並びの定着をサポートしてくれるのです。
よくある質問
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Q
子どもの歯並びについて相談するタイミングがわかりません。いつごろでしょうか?
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お子様の歯並びについて相談するタイミングは、個々のケースによって異なります。歯並びの状態や成長のスピードは、お子様によって千差万別だからです。そのためお子様の歯並びでお悩みがあれば、まずは気になったタイミングですぐに当院にご相談ください。
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Q
永久歯が綺麗に生えてくるにはどうしたらいいですか?
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永久歯が綺麗に生えるためには、乳歯列の段階から適切な管理が必要です。特に第一期治療では、お子様の成長に合わせた矯正装置を用いて、歯列の幅を広げたり、永久歯の生えるスペースを確保したりします。歯並びにご不安がある場合は、ぜひ一度当院にご相談ください。
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Q
小児矯正を考えていますが、痛みがあるのか心配です。
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小児矯正治療、特に第一期治療では、基本的に痛みを伴う治療は行いません。使用する矯正装置は、お子様の成長を妨げることなく、歯列の発育を補助することを目的としているためです。
一方、第二期治療では、ワイヤーやブラケットを用いた本格的な矯正治療を行うため、歯を動かす過程で痛みを感じることがあります。ただし、痛みの程度には個人差があり、多くの場合、数日で徐々に慣れていきます。

大人になってからの
矯正は?
成人の矯正治療は、永久歯が生え揃った後のどの年代でも開始することができます。顎の骨や筋肉が成長を終えているため、お子様の矯正治療と比べると治療期間が長くなることがありますが、年齢制限はありません。歯や歯茎が健康であれば、いつでも矯正治療を始められます。
成人の患者様は、自分自身の意思で矯正治療を希望して来院されるケースがほとんどです。多くの方が、口元の見た目や噛み合わせの改善に対する強い意欲を持っており、治療に対して積極的に取り組む姿勢が見られます。