小児歯科

PEDIATRIC DENTISTRY

矯正認定医と連携しお口の癖や歯並びの治療も行います

歯列矯正はおよそ4~11歳ごろのお子様にご案内しており、全て永久歯に生え変わっているお子様には成人矯正をご案内しています。
小さな頃から歯医者に通うことで、大人になっても歯医者に通う習慣がつき、生涯に渡りむし歯にならないお口の環境を整えることができます。
歯並びや永久歯への生え変わりで気になることがある、歯に黒い点のようなものが見えるなど、気になることがあれば当院までご相談ください。

子どもの矯正

乳歯は永久歯に比べむし歯になるリスクが高い

  • 乳歯は歯質が弱い

    乳歯のエナメル質や象牙質は永久歯に比べると薄いのが特徴です。細菌の排出する酸に弱いので、むし歯になりやすく進行も早い傾向があります。

  • 永久歯がキレイに生えるための道標

    乳歯は、永久歯が正しい位置に生えるための道しるべとなる大切な役割を担っています。もし、むし歯などで乳歯を早く失ってしまうと、永久歯の歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 歯垢が溜まりやすい

    お子様のお口の中は、歯磨きが不十分になりがちなこと、甘いものを好むことなど様々な要因で、歯垢が溜まりやすくなっています。そのため、歯磨きは必ず保護者の方がサポートするようにしましょう。

「乳歯は生え変わるから、治療しなくて…」という油断は禁物です。

乳歯は永久歯と入れ替わるものだからと、むし歯の治療を先延ばしにしてしまうケースがあります。しかし、これは大きな誤解です。乳歯のむし歯を放置すると、永久歯の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。例えば、むし歯で乳歯を早期に失ってしまうと、永久歯が生える位置がずれてしまい、歯並びが乱れる原因になります。また、乳歯の時期にむし歯ができやすい環境を放置しておくと、永久歯もむし歯になるリスクが高まります。お子様の将来の歯の健康のためにも、乳歯の段階からむし歯予防と早期治療に取り組むようにしましょう。

お気軽にご相談ください

お子様の対応に慣れたドクターとスタッフがおりますので、お子さまの歯や口腔内の健康についてお悩みがあれば、カウンセリングにお越しください。

045-894-1188

【受付時間】9:30〜13:30 / 14:30〜18:30
(最終受付は診療時間終了の30分前となります。)
【休診日】金曜 / 日曜 / 祝日

当院で行うむし歯ケアについて

お子様の成長を考慮しながら、
治療と予防処置を行います

永久歯に比べてやわらかいお子様の歯は、むし歯になりやすく進行が早いのが特徴です。
小さなころから歯医者で定期的に歯みがきの練習や予防ケアをすることで、歯医者に慣れることができます。
また、歯を守るケアをすることが当たり前という意識をお子様が持つことで、将来の歯の健康にもつながります。

フッ素塗布

乳歯の歯質は永久歯に比べて未発達です。そのため虫歯になりやすく進行も早い傾向にあります。フッ素塗布することにより、酸で溶けにくい強い歯質を作ることができたり、食後などに溶け出すミネラル成分を再石灰化し、
むし歯のきかっけを回避できます。定期的に塗布することで、より効果的な虫歯予防が可能です

シーラント

シーラントは、歯科用プラスチックを歯の表面に流し込み、溝を埋める処置です。食べかすや細菌が入り込みにくくなるため、歯質の弱い乳歯や永久歯(特に6歳臼歯)を保護する効果があります。虫歯予防に非常に有効な方法です。

ブラッシング指導(お子様)

当院では、お子様の成長段階に合わせた正しい歯磨き指導を行っています。歯と歯の間や奥歯など、磨き残しが多い部位をお伝えし、適切に歯を磨けるようにわかりやすくアドバイスいたします。また、保護者の方による仕上げ磨きの方法もレクチャーいたします。

歯医者を怖がるお子様への治療法

お子様の歯科治療では、恐怖心を和らげる工夫が欠かせません。当院では、スタッフ一同が優しく丁寧な対応を心がけ、お子様が安心して治療を受けられる環境づくりに努めています。
痛みを最小限に抑える工夫や、成功体験の積み重ねにより、お子様の歯医者さんへの苦手意識を和らげていくのが特徴です。お子様のペースに合わせて治療を進めて、歯医者さんへの信頼感を育んでまいります。

もし歯が欠けたり折れてしまったら

元気なお子様は走り回って、転んで顔をケガすることが多く、歯が欠けたり折れたしまう事があります。そういった時は慌てず、歯の破片をもって治療にお越しください。
すべての症例に適用できるわけではありませんが、歯の破片が修復に役立つ場合があります。歯の歯の破片をお持ちいただく際に、乾燥は大敵ですので、乾燥しないようにラップで包んだり、水や牛乳などに浸してお持ちください。
特に歯の根がある場合は「歯根膜」という組織が重要になります。歯根膜はデリケートですので、血液や汚れがついていてもゴシゴシ洗わず、そのままお持ちください。

よくある質問

Q
治療中に子供がじっとしていなかったり、泣き出したりしても大丈夫ですか?

大丈夫です。
小さなお子さまが歯科治療に慣れるのには時間がかかることがあります。当院では、お子さまのペースに合わせた治療を心がけており、無理に治療を進めることはありません。リラックスできるよう、スタッフ一同やさしく対応し、必要に応じて治療を中断してお子さまの気持ちを落ち着ける時間を取ります。
また、お子さまの成長に合わせた段階的な治療を提供し、少しずつ歯医者さんに慣れてもらうようサポートいたします。

Q
歯磨きはいつから行えばいいでしょか?

歯磨きは、乳歯が生え始めたらスタートするのが理想です。
最初はガーゼで優しく歯を拭くことから始め、歯ブラシに慣れてきたら、徐々にブラッシングに移行しましょう。お子さまが自分で歯を磨くようになるまでは、親御さんが仕上げ磨きをしてあげることが大切です。
歯磨きは習慣化が大切なので、楽しくリズミカルに行うことで、歯磨きの習慣を自然に身につけることができます。

Q
指しゃぶりはやめさせた方がいいですか?

長期間の指しゃぶりは、歯並びや顎の発育に影響を与える可能性があります。
特に、永久歯が生え始める頃までにやめられると安心です。
しかし、無理にやめさせようとするとお子さまがストレスを感じることもありますので、自然に指しゃぶりが減るように、褒めたり注意を逸らしたりしながら進めていくのが良いでしょう。気になる場合は、歯科医師にご相談ください。

Q
子どもの歯並びを良くするには?

子どもの歯並びは、早期の予防とケアが重要です。まずは乳歯の時期から定期的に歯科検診を受け、歯の生え方や顎の成長を見守ることが大切です。
また、指しゃぶりや口呼吸などの習慣が歯並びに影響することもありますので、気になる習慣があれば早めにご相談ください。必要に応じて、適切な時期に矯正治療を開始することが、将来の美しい歯並びをサポートします。